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2004年4月24日 平和大使セミナーを開催

去る4月24日、コルンバ市内のホテルにおいて、地域社会の指導者を対象としたセミナー(テーマ「転換期にある世界:責任あるリーダーシップと良き統治による世界平和建設のための新しいアイデアと行動を求めて」)を開催しました。同セミナーは、昨年来、世界各国において 世界平和超宗教超国家連合が主催している平和大使セミナーの一環であり、世界平和統一家庭連合が共催して行われたものです。

世界平和超宗教超国家連合は、政治的アプローチだけでは解決できかねている現代世界の諸問題の解決に、政治家とともに宗教指導者が宗教的寛容をもって相互協力しながら取り組んでいくべきであるというヴィジョンに基づいた活動を展開しています。

一連の平和大使セミナーでは、宗教間の和解、家庭再建が世界平和実現に向けての主要テーマであるという認識を示すとともに、平和世界実現のための具体案として、国連内に超宗教協議会の設立を提案しています。


エルサレム平和行進
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教をはじめとした宗教指導者の参加者数が回を重ねるごとに増加しています。2003年12月22日の平和大行進には、世界30カ国から3000名にのぼる宗教指導者が参加しました。

和解のセレモニー
イスラム教代表が、和解の印として、ユダヤ教のシンボルであるメノラー(燭台)をユダヤ教代表者に送りました。(エルサレム2003年12月22日)


コルンバでのセミナーには、政治分野からは、市長夫人や市会議員、そしてボリビアの国境地域を管轄する郡知事が、教育分野からは、市教育局長をはじめとして、大学教授、高校教師、市立小中学校校長が、宗教界からは、キリスト教会牧師、イスラム教団体代表が参加し、その他、弁護士、ラジオ局ディレクター、大学生など計37名が参加し、セミナー講師が示す世界平和実現への新しいビジョンに深い感銘を受けていました。

特に、家庭崩壊、教育崩壊に直面している教育関係者は、セミナーにおいて示された「家庭の価値」に関する講演内容を逐一ノートに取るなど大変な関心を示し、教育関係者対象のセミナーを要望する声もあがりました。

午前9時から始まったセミナーは、午後5時、参加者への「平和大使認定証」の授与をもって成功裏に終わりました。


講義に耳を傾ける参加者たち

セミナー後の記念撮影